こちらにも書いたBUND STRAPについて、説明しておきます。
BUNDというのは、「埠頭」という意味もありますが、この場合のBUNDはドイツ軍=Bundeswehrの略です。
ドイツ軍の官給品には、Bundeswehrの略で、BUNDという文字が入れられる事が多いです。
この独特の構造を持つBUND STRAPは、フルトヴァッフェ(ドイツ空軍)で採用され続けているものです。
さて、こういった軍モノには必ず意味があるわけですが、BUND STRAPの場合は、
火傷を防ぐ為に、こういった構造になったと言われます。
例えば、戦闘機のコクピット内で急激な温度変化があった場合、時計本体も熱くなり、腕を火傷することも考えられます。
それを防ぐ為に時計をレザーでカバーするという発想の様です。
まあ、僕の場合、普段の生活ではあまりそういった事は考えられませんが、
例えば金属アレルギーのヒトなんかにも、役に立つストラップだとは思います。
何より、この機能性から生まれたデザインはとても格好良く、心動かされるものがあるのです。